平成17年 11月定例会 土木委員会 - 12月13日−02号

◆溝口副委員長 1点だけですけれども、石木ダムの建設の推進について、委員会の方に案外報告がないと思うんですよね。だから、その辺について、1年間進んできて、去年とどういうところが変わってきたか、進捗状況を教えていただきたいと思っております。
◎西田河川課長 石木ダムの進捗状況でございますが、用地については、まだ今年度は進んでいないような状況でございます。
 ただ、部長説明にもありましたように、現在、石木ダム計画を含めた川棚水系の整備計画検討委員会、整備計画をつくるための委員会を開催しております。全体としまして、その委員の選び方とか、委員の選定の仕方、委員会の運営のあり方について議論していただき、提言をいただくための準備機関を設けまして、今年度、今まで2回やっているところでございます。この委員会の中で石木ダムの計画見直しを含めた議論がこれからされて、早く提言や意見を受けたいと考えております。
 以上です。
◆溝口副委員長 ちょっと聞き方が悪かったのかもしれませんけれども、全体的な推進というより、特に、絶対反対の住民の方々とか、同意、そこら辺の進捗状況がどういうふうになっているのかと思っていますので、答えられる範囲だけでいいですから、お願いします。
◎松尾土木部理事 9ページの部長説明に書いてありますように、「住民との対話を重視して、粘り強く反対地権者とも」と書いているんですけれども、現実のところは起業者、県、市、町の職員は面会交渉はできません。そういったことで、非常にナーバスな問題になりますので、具体的なことはなかなか言えないんですけれども、いずれにしても反対地権者の方とテーブルに着きたいというのが最大のポイントでございます。そういったことで、地元におられる方々と今いろいろ協議をしております。それで、今、接触を図っていこうという状況でございます。
 ある一定の時期がくれば、公式にちゃんとした形でテーブルに着ければなということで、そういう時が早くできるように、今頑張っているところでございます。
 以上でございます。
◆溝口副委員長 昨年度から今年にかけての1年間の間に、絶対反対の方々との交渉は、まだテーブルに着いてくださらないのでできていないという理解をしておいていいわけですか。
◎松尾土木部理事 直接的なテーブルには着いておりませんけれども、いろんな形で相手方の意見を収集するように努力をいたしております。
 以上でございます。