平成27年  予算決算委員会環境生活分科会 - 10月23日−01号

【土木部審査における質問。】
◆溝口委員 空家の戸数は、さっきの資料でわかりましたが、募集しない戸数というのは何ですか、悪い建物なんですか。
◎亀山住宅課長 募集しない戸数は、例えば、建て替えをする時には1棟丸ごとすっからかんに空けないといけないものですから、徐々に募集停止をいたしまして空家をつくって、解体する予定の住宅から移転してもらって、空家をもとに建て替え事業を進めております。
 それから、例えば、耐震改修をする時でも入居したままでの工事がなかなか難しいところがございますから募集停止をして空家をつくってから工事をする、そういうものでございます。
◆溝口委員 わかりました。
 先ほど耐震の問題が出ましたけれども、456ページでは耐震がなかなか進まないといいながら、助成件数が24件、100件の目標が24件しかできていません。
 それで、ぜひ入りたいという方が何人もいて、なかなか空かないという苦情が出てきております。その辺についてどのような対応をしているのか。そしてまた、24件というのは、なぜこういう形になったのか。5年間の計画ですからということになるんですか。
◎亀山住宅課長 456ページの耐震・安心住まいづくり支援事業でございますが、目標を100件と考えて実施しておりましたけれども、実際になかなか、これは木造戸建て住宅の耐震改修に対する補助でございますけれども、皆様方自身のこととなかなか理解いただけない部分もありまして、なかなか進まないところがございまして、100件の目標でしたが、24件ということになりました。
 我々といたしましては、該当するようなお宅にお住まいの方に対しましては、個別に文書を差し上げまして皆様方に理解していただいて耐震改修に取り組んでいただけるように進めていきたいと考えております。
◆溝口委員 この支援は、市町の公的な住居ではなくて、個人的な、マンションを持っていたりとか、そういう人たちのことですか。
◎亀山住宅課長 この100件という件数は、戸建て木造住宅に対する補助の件数でございます。
 
 
◆溝口委員 収入未済については、それぞれ聞かれましたので。
 ただ、私が1点だけ確認したいのは、平成26年度の住宅使用料の滞納関係が3,100万円で、8月31日までに1,600万円は回収したということですけれども、毎年、これが年間どのくらい増えてきているのか、それとも大体現状維持の状態なのか、長期的なものを含めてですね。その辺についてどのような形になっているんでしょうか。
◎亀山住宅課長 平成26年度では、現年度の収入未済が3,100万円程度、過年度が5,700万円程度でございまして、収入未済の合計が8,800万円というところです。
 過年度分の収入未済につきましては年々減らしてきておりまして、全体としても減らしてきております。引き続きこれを減らす努力を続けてまいりたいと考えております。
◆溝口委員 3,100万円で、平成26年度分がまだ1,600万円ぐらい残っているんですね、新しく発生したのがね。それで、これを回収してしまえるんですか。この8,900万円というのは、毎年大体このくらいで推移しているんですか、増えているのかどうかということを聞きたいんですよ。この8,900万円が1年、1年増えているのかどうか。
◎亀山住宅課長 平成26年度の8,800万円に当たる数字というのは、毎年減っております。
◆溝口委員 大体どのくらい減っているということがわかるんですか。平成26年度の締めで8,996万6,000円あるんですよね。そしたら去年は幾らだったんですか、その前は幾らだったんですかということを聞きたいんですよ。
◎亀山住宅課長 平成25年度につきましては、8,900万円程度ございまして、平成24年度は9,400万円程度ございました。
◆溝口委員 わかりました。先ほど来言われているように、それぞれ回収に努めて少しずつ減っているのは努力していることと思いますけれども、保証人をわざわざつけていますので、先ほど来、保証人のことが言われておりますので、ぜひ保証人の方々と、10年、20年になった方々は、再保証ということで確認をとりながら、滞納した方々には保証人に払っていただくような確約を何年かに1回はとった方がいいんじゃないかと思っておりますが、その辺について再度質問したいと思います。
◎亀山住宅課長 今後、保証人につきましては、定期的にチェックをいたしまして、皆様方のご理解のもと、収入を上げていきたいと考えております。
 
 
◆溝口委員 土木部の「平成26年度委託料一覧表」の41ページですが、契約金額が3,545万円で、支出済額が約1,100万円ということになっていますが、平成24年度からの債務負担行為で行っていると思うんですけれども、平成27年度で終わっているということは約3,500万円の支払いは完了していると思いますけれども、括弧書きも何もなかったので確認です。
◆溝口委員 45ページもですが、債務負担行為の場合が3分の1ずつ払っているのかどうかわからないんですけれども、408番もそうです、3,000万円の契約済みが897万3,000円。例えば、平成26年度の支払いとしているならわかりますが、支出済額としたままでこのようになっているので、意地悪じゃなくて確認ですから。
 それと、49ページの423番も3,087万円が契約金額で支出済額が1,023万円と957万円で、これも少し足りません、括弧書きした部分でも。その辺がきれいに払っているのか、払っていないのか、確認のために質問させていただいておりますので、よろしくお願いします。
◎池田道路維持課長 支出額で計上しておりますのは、あくまでも単年度の事業費でございまして、総額としては、そこに書いております契約額の支払いで平成27年度分は完了しているということでございます。
◆溝口委員 ほかのところは、そういう形でまたがっておったら括弧書きで前年度分とか書いてあるからわかりますけれども、3箇所ぐらいがそういうふうになっています。ただ、この支出済額というのが単年度の平成26年度分というならわかります。平成24年度の債務負担行為でずっと払っていたのがこのような金額できたものですから、おかしいなと思って質問させていただきました。
 それと、79ページです、707番、これが平成26年4月から平成27年3月までになっていますが、これは恐らく済んでいると思いますが、1,500万円の契約金で支出済額がゼロです。これは仕事ができなかったのか、理由が備考欄に何も書いてありませんので、その辺についてもお答えをお願いしたいと思います。
 
◆溝口委員 707番については記載ミスで1,549万8,000円を支払っているということで理解していいわけですね。
 それと、先ほど言った49ページ、対馬振興局の件ですけれども、423番、これは3,087万円が契約金額で、支出済額は1,023万と957万円ということで2,000万円ぐらいにしかならないんですけれども、これについてはどうなっていますか。
 それと、先ほど言った五島振興局の408番の3,007万9,770円が897万3,720円となっていますが、これは3年間でそれぞれ払ったということで理解をしていいわけですか。
 それと、380番、県北振興局ですけれども、3,545万円ということで支出済額が1,114万400円、これは平成24年度からですので3年間になると思いますけれども、これについてはどのように理解したらいいでしょうか。
◎池田道路維持課長 今、委員がおっしゃった道路監視員に関する債務負担の分ですが、これは契約額で全て支払っているということでございます。
◆溝口委員 41ページの380番、県北振興局ですね。これを3年間で均等に払ったとしたら3,342万円になりますかね、契約金額は3,500万円です、均等に払っているなら、そうでしょう。だから、契約額と支出済額はきれいに合わなきゃいけないでしょう。
◎池田道路維持課長 その契約の中には補修工事等も含まれておりまして、その分の精算額も含まれておりますので、必ずしも年度ごとに等分の額じゃないということでございます。
◆溝口委員 そしたら、括弧書きか備考欄にちゃんと年度に分けて書いておかないと、債務負担行為の場合は私たちは支払済みの額がわかりません。平成26年度の支出済額かもわかりませんけれども、全体的には3年間の債務負担行為というようなことは、ほかのところは括弧書きでちゃんと書いているんですよ。32ページの294番、長崎振興局、6,558万円の支出済額が2,078万7,000円で、括弧書きが31万6,000円しか書いていないから、これも合いませんね。これも3年間に分けているんでしょうか。わかりにくいですね、決算の中で。
◎池田道路維持課長 すみません。今、年度ごとの支出額の資料がございませんので、早急に用意してご説明させていただきます。
 
 
◆溝口委員 朝からの報告事項で旭化成建材株式会社が施工した県内の対象建築物については、5件あったんですけれども、公共施設は2件ですけれども、県有施設ではないということ。学校が1件あったと思いますが、この学校は公立の学校ですか、学校名は言えますか。
◎大場建築課長 今、我々がもらっている情報では、県有施設で学校等の回答はございません。
◆溝口委員 公共施設としているから、県有の施設ではないけれども、例えば、どこどこ市とか、そういうことは言えますか。そして、学校の名前は言えないんですか、私立か公立か。
◎大場建築課長 学校につきましては、私立か公立かも、我々にはそこまで詳細な情報が入っていないところでございます。
 
 
◎川内河川課長 申し訳ございません。先ほど、訂正をしておりましたが、その訂正の訂正をお願いいたします。
 平成26年度委託料一覧表で707番、江ノ浦川の河川改修工事資料作成業務委託のところで支出済額が契約額と同額で間違いでございましたということで言っておりましたけれども、先ほど、また出先から報告がございまして、これが委託の期間が間違っておりまして、平成26年4月1日が平成27年4月1日から平成28年3月31日というのが正しいものでございまして、平成26年度は、そこの一番下の711番に同様なものがあると思いますが、これが平成26年度でございまして、先のものは707番、平成27年度のものでございまして、これはここに載せるべきものではないということで、まことに申し訳ないんですけれども、707番の削除をお願いしたいと思います。前払金も払っていないのでゼロということで、工期が間違っていて、載せるべきものではないものを載せてしまったということで、改めてお詫び申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。
○西川分科会長 そういうことだそうです。
◎池田道路維持課長 手元に資料をお配りしております。重ね重ね申し訳ありませんが、訂正がございまして、左端に工事番号が書いてあります。一番下の欄の49ページ、323というのは423の誤りでございます。すみません。
 まずもって、本文の資料につきまして、過年度支出について括弧書きをするべきところが括弧書きをしているもの、していないものがございまして、これについては括弧書きを必ず掲上することになっておりますので、その点については申し訳ございませんでした。次回から気をつけたいと思います。
 先ほど、溝口委員からご指摘がありました件でございますが、3件の平成26年度までの債務負担行為についての支出についてですけれども、各年度ごとに平成23年度から割り振りが4カ年にわたってあります。こういう形で必ずしも昨年度と等分の額ではございませんが、金額がございます。トータルの額として本文に書いております契約額とこの合計が一致するということでございます。それから、支出額については、平成26年度の支出額と一致するということでございます。
 もう一つ、41ページの380番の工期につきましては、本来、平成23年3月から始まる工期ということですが、これが平成24年4月1日となっておりまして、3月1日の誤りでございます。申し訳ございません。
 いろいろと訂正があって申し訳ございませんでした。
◆溝口委員 確認のために質問させていただいたんですが、ゼロということについて感じたのが、発注したようにしているけど、事業が実際に行われていなかったんじゃないかという疑問を持ちましたので、その辺については平成27年度の事業でしたということでの説明はいいんですけれども、決算の中で間違いというのが、ちょっとひどかったんじゃないかという気がいたしますので、よく注意をしていただきたいと思います。
 それと、先ほどの41ページの380番の県北のことにつきましても、これからいけば4月1日から実際に発注しているのが当たり前で、この中身を見て、改めてきて、平成24年3月からということで平成23年度にも出ているということを確認させていただきました。
 この辺が、4月からだったら、これが最初に来た時に、おかしいよと言ったんです。その辺についても決算ですからちゃんとした数字をしていただかないと、私たちが見るといろいろ聞きたくなってきます。よろしくお願いしたいと思います。
 もう一つ聞きたいんですけれども、105ページの公有財産のことですが、下から4番目の対馬市の美津島町、誤記訂正というのはわかりますけれども、備考欄には、埋め立てをして、例えばマイナス335平米とか1万7,136平米とか、備考欄には埋め立てしているのに減っているということは、もしかしたら売却をしたか、それとも譲渡したか、例えば対馬市に譲渡したかということになるんじゃないかと私は思うんですけれども、その辺が備考欄には埋め立てだけ書いているので誤解をしやすいんですけれども、その辺についてのご説明をお願いいたします。
 公有財産表の105ページ、港湾課、下から4番目ぐらいから、備考欄の誤記訂正というのはわかります。ただ、埋め立て、埋め立てで増減がマイナスになっているのが理解しがたいので、その辺についてお尋ねしたいと思います。
◆溝口委員 もう1件ですけれども、115ページ、港湾施設用地ですけれども、五島市の下大津町、下から4番目です。現数として15万5,094平米、それが12万5,353平米減って8万6,976平米とありますが、12万5,353平米減になっているのは、どのようなことなのか聞かせていただきたいと思います。8万6,976平米については埋め立てなんでしょうか、お尋ねいたします。
◎近藤港湾課長 すみません、内容がわからないんですが、所管換えなのか、売却なのか、調べた上で回答させていただきます。
◎近藤港湾課長 マリンヒル三京につきましては、水産部所管になっておりますが、わかる範囲でお答えしたいと思います。
 マリンヒル三京団地につきましては、359区画ございまして、平成26年度末で99区画になっております。平成26年度にはおっしゃったように31区画の売却が終わっております。残り99区画につきましては、今年の10月時点で既に25区画の売却が進んでおりまして、残りが74区画となっております。
◆渡辺委員 これは水産部の所管となっているんですよね。なんで水産部の所管になっているんですか。港湾課がなぜ担当しないのか。
◎近藤港湾課長 企業会計につきましては、水産部所管と土木部所管と両方ございまして、福田・神ノ島とか小江地区については港湾課で所管しておりまして、三重、新長崎漁港ですね、そして、水産試験場等がある沖平については新長崎漁港なものですから水産部で所管しております。
 
 
◆溝口委員 今の115ページの説明はちょっと難しかった。メガソーラーの方に5年間、貸し出して、何ヘクタールと言われましたか、(「3.8ヘクタールです」と呼ぶ者あり)それにしても、減るのが12万5,000平米になっていますが、数字が全然違うじゃないですか。
◎近藤港湾課長 説明がわかりにくかったかと思うんですけど、メガソーラー用地に20年間、3.8ヘクタールをお貸しするということで3.8ヘクタールを落としたいんですが、システム上の関係で1回、12万5,000平米という一つの筆を落として、それから3.8ヘクタールを減らした8万幾らでしょうか、それをまた積み上げるような手続になるみたいです。
◆溝口委員 わかりました。メガソーラー関係に20年間、貸し付けということになっていますが、その貸付額についてはわかっていますか。
◆溝口委員 20年間、貸し付けをしているということは、ちゃんとした契約書を取り交わしていると思うんですけれども、その辺についての契約はどういうふうになっているか、そこも調べて出してください。おかしくならないように、その辺については3.8ヘクタールを20年間も貸しているわけですから、契約をとってするのが普通だろうと私は思っていますので、民間だったら特にその辺はしっかりしたものをつくっていかなければいけないと思っています。
◎近藤港湾課長 メガソーラーについては、一般競争入札で2者か3者ぐらいが公募しまして、委員会を開いて、区画とか事業の継続性踏まえた中で審査をしていただきまして契約をしたものでございます。正式なものが残っております。
◎近藤港湾課長 契約書が港湾課にありますので持ってまいりますので。
◎近藤港湾課長 下大津のメガソーラー敷地について年間の使用料でございますけれども、平米当たり220円で846万1,193円となっております。
◆溝口委員 20年間、846万円ということで結構高いかな、どうかなと思っておりますが、3.8ヘクタールの地価、貸し付ける時の価値が1平米220円と。20年間ということで、20年間たった後はどのようにするんですか。メガソーラーをそのまま張り変えていくのかどうかわかりませんけれども、どのような契約を結んでいるんですか。
◎近藤港湾課長 今の契約では20年間で更地に戻していただくという契約になっております。
◆溝口委員 わかりました。立ち会いとしては県の方がなっているのか、第三者になっていただいているのか、その辺は直接、県と民間との契約になっているんですか。
◎近藤港湾課長 県と第三者、企業名を申しますと、九電工と新エネルギー連合体で構成された連合企業体でございます。
◆溝口委員 最後ですが、どのくらいのメガソーラーの規模なのか、そこだけ聞かせてください。
◎近藤港湾課長 規模は2.3メガでございます。