平成27年 予算決算委員会環境生活分科会 - 10月27日−03号
【県民生活部関係の審査についての質問。】
◆溝口委員 委託料一覧表の14ページに、返還金が63万5,364円あっているけど、どういう契約をしていたのか、検査をする一つひとつが幾らという形でしていたのか、聞かせていただきたいと思います。
◎大串食品安全・消費生活課長 委託契約の10番ということで、特定計量器検査等業務委託でございますけれども、これにつきましては、年間の想定検査数とか、対応する人数とかを県のほうで算定しまして、県のほうでこの金額でできるかといった申し込みをしているという形なんですけれども、1件幾らという部分と人件費に相当するものが混ざっております。
◆溝口委員 そいけん、63万5,000円が返還になっているだろう。今の説明では、ちょっとわかりにくいんです。返還の理由ですよ。件数で契約していたのか何か、そこら辺がよくわからないから。
◎大串食品安全・消費生活課長 失礼しました。返還額のご質問でございますけれども、この契約につきましては、年度当初に事務委任ということで、入札ではなくて、県のほうから幾らでできますかということで、まず投げかけをしまして、相手方からこれでできるという了解をいただきます。最終的には、年度の最後に実績に応じた調整をしまして、その結果、返還が60万円ほど出てきているという状況でございます。
◆溝口委員 そうしたら、検査の実績ということは、一応何件までという決め方はしているんですね、契約者と。
◎大串食品安全・消費生活課長 契約におきまして、おおよそ何件ということで規定をしております。
これにつきましては、対象となる検査の器械が質量計ということで、重さを量る器械になるんですけれども、これがスーパーとか、病院とかいろんなところに置いている器械が対象になりまして、2年に一回の検査ですので、おおよその数量で申し込みをしておりますけれども、結果的に、多少の増減があるという状況でございます。
◆溝口委員 そうしたら、契約額のところで説明がないけれども、何件ぐらいの見込みで契約したというのがわかれば、それでいいですけれども、もういいです。
せっかくですから、主要な施策の成果に関する説明書の消費生活苦情相談推進費、これはかなりの件数があるんですけれども、実績としてこっちに出ているのが、救済額が1億9,915万円あったということなんですけれど、相談件数が583件と。主に大きな相談事が何があって、この救済額の1億9,915円、2億円近い金が助かったのか、そこら辺についてわかれば。
◎大串食品安全・消費生活課長 救済額でございますけれども、平成26年度の相談としまして、1,000万円以上の契約が数件ございまして、詐欺的手口によるものでは、最高で2,100万円ほどという契約がございました。これはデリバティブや先物取引などの商取引に関するものでございましたけれども、1,000万円以上が5件ほどございまして、その他契約に至る前で防いだという額の積み上げになっております。
◆溝口委員 本当は相談する人たちが、今、児童相談所にしてもいろいろな問題があっていると思うんですけれども、相談を受けたことをやはり見逃さないようにして、できる限り真剣に取り組んでいただければと思っております。
この2億円近くの金を救済できたということは、やはり大きな成果があったのではないかと思っておりますので、今後も県民の皆さん方の相談にしっかりと乗っていただくよう要望しておきます。