令和 2年 人口減少・雇用対策特別委員会 12月16日−05号
P.15 ◆質問 溝口委員
◆溝口委員 人材確保も、また、若者・女性対策ということにも関係してくると思うんですけれども、貞方政策監が高校等に企業説明のために3年ぐらい前から行っていたということですけれども、今年はコロナ禍で余りできなかったということですけれども、その辺についての今後の考え方をお聞かせいただきたいと思っております。
P.16 ◎答弁 貞方産業労働部政策監
◎貞方産業労働部政策監 県内就職促進に向けての高校等での講演でございますけれども、一昨年から大学、高校等を産業労働部でも幹部職員として回ってお話をさせていただいたところでございます。
委員ご指摘のとおり、今年度はコロナ関係もあり、前半から実施する予定だったのが、やっと11月後半から高校に限り実施できるようになりました。二十数校が手を挙げていただいておりますので、3月に向けて、その二十数校を回らせていただこうと思っております。
その中で私も数校回らせていただこうと思っております。ちなみに、先週は佐世保実業高校、それと小値賀の北松西高校を回らせていただいて講演をしたところでございます。また、明日は私は諫早商業高校に出向いて、また講演をさせていただこうと思っております。
ただし、例えば諫早商業高校でございますけれども、対面ではやめてくれと。ラジオのパーソナリティーみたいな、放送室に籠もって映像を流して、そこでしゃべってくれと、そんなことにもいろいろと神経を使いながらやっているところもございます。
P.16 ◆質問 溝口委員
◆溝口委員 貞方政策監は、そういうふうにしていろいろと講演をして回っていると思うんですけれども、学校で講演する専門的な人材を育てていくということも重要ではないかと思っておりますが、このことについてお尋ねしたいと思います。
P.16 ◎答弁 貞方産業労働部政策監
◎貞方産業労働部政策監 どういう特徴を持った方が講演をすると県内就職に一番つながるかということを考えながら、私ども、講演を誰がするかということを決めております。昨年、一昨年と県職員でやってきましたけれども、少し堅いという話もありますので、今年度は希望する高校については、その高校のOB、OGに来てもらって、前半を彼女たちの体験談、後半を県職員から少し県の状況も含めてご説明をするというようなことでやらせていただいております。
そういう講演のスペシャリストを呼ぶかどうかについては、現在検討しておりませんが、少し研究をしたいと思っております。
P.16 ◆質問 溝口委員
◆溝口委員 普通高校だけではなく、専門学校とかなんとかというのも、恐らく専門学校の方々は就職したいと思って勉強していると思うんですよね。だから、専門学校等についても積極的に長崎県の魅力を発信していく必要があるのではないかと思っておりますけれども、このことについてお尋ねしたいと思います。
P.16 ◎答弁 貞方産業労働部政策監
◎貞方産業労働部政策監 専門学校、専修学校につきましては、現在のところ、まだ明確な県内就職促進に向けての動きというのは、いたしておりません。今後、専修学校等に向けて、県内就職促進の働きかけをしていこうと思っておりますが、今のところ、講演まではちょっと考えておりませんけれども、そういうのも含めて何ができるかについては検討してまいりたいと思います。
P.16 ◆質問 溝口委員
◆溝口委員 専門学校には、それぞれ自分がやりたいところの専門学校に通っているわけですから、専門の方々をそこに派遣して講演するというのは、ものすごく効果があるのではないかと思っております。
だから、まず、そういう人材を育てていくというのが今後大切ではないかと思っておりますので、その辺の施策をしっかりつくっていかなければいけないと思うんですけれども、その辺についてお尋ねしたいと思います。
P.16 ◎答弁 貞方産業労働部政策監
◎貞方産業労働部政策監 今、内部で検討している段階なので、実現できるかどうかわかりませんけれども、専門学校、専修学校等のご意見を伺いながら、例えば、県内の企業の、今、委員がご指摘になったようなスペシャリスト、現場でばりばり、先ほど話が出たようなセキュリティースペシャリストであるとか、そういった資格を持った方とか、そういった方々との意見交換会、企業の説明会みたいなものができないか、検討してまいりたいと思います。
P.17 ◆質問 溝口委員
◆溝口委員 わかりました。最後になりますけれども、学生は、若い人たちは、長崎の魅力を余り知らない方々が多いんじゃないかと思います。だから、よその県に対して就職していくという形になると思いますので、その辺の魅力を引き出すということが今後大事ではないかと私は思っておりますので、このことについてしっかりとした対策を練っていただくように要望しておきたいと思います。
P.17 ◎答弁 貞方産業労働部政策監
◎貞方産業労働部政策監 先ほどもご説明したところでございますけれども、今年度は、もう大学の方はなかなか難しいということで、希望をとったところ、高校で、先ほど二十数校と申し上げましたが、三十数校、手が挙がっているので、そちらでしたいと思っています。
大学につきましては、実は昨年度は相当数の大学で講演をしておりまして、私も3回か4回、長崎大学でありますとか県立大学で講演をさせていただいております。